胃内視鏡検査とは?
胃内視鏡とは、一般的に「胃カメラ」と呼ばれているものです。
先端に小型カメラがついた細長い管を、口や鼻から通して、食道、胃、十二指腸などを観察、時には治療を行います。
検査結果は基本的にその場でわかります。
小垣江にしおクリニックでは、胃カメラの中でも、経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ)を導入しています。経鼻胃内視鏡検査は「つらくない」という声が多く、経験者の9割以上が「次回も鼻から」と希望しています。
胃カメラが苦手だけれど、胃の調子が気になるという方に、ぜひおすすめしたい検査です。
※ご希望の方には、鎮静剤も行いますので、お申し出ください。
特に、胃の内視鏡検査を受けていただきたい方
- 時々だとしても、胃が痛むことがある
- 食事のあと、胃がもたれる、むかむかする
- なんとなく胃の調子が悪い
- げっぷがよく出る
- のどや胸のあたりが、焼ける感じがする
- 胃がんの手術や内視鏡治療をしたことがある
- ピロリ菌の除菌治療をした
- 胃がんにかかった家族がいる
検査で発見できる病気は?
- 慢性胃炎、急性胃炎などの胃炎
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化性潰瘍
- ピロリ菌の有無
- ポリープ
- 胃がん
- 逆流性食道炎
- 食道がん
ピロリ菌の検査・治療が、胃炎にも保険適応になりました!
これまで、胃潰瘍(かいよう)や十二指腸潰瘍がある方にしか、保険診療でピロリ菌の検査ができませんでした。実際には、ピロリ菌感染者の中でも潰瘍がある人はごく一部の方で、ピロリ菌が原因の胃炎に悩む多くの患者さんは、自費での検査・治療しかできなかったのです。
ところが、2013年2月下旬から保険適応が拡大され、慢性胃炎の方へも保険でのピロリ菌検査・治療ができるようになりました。(胃カメラで萎縮性胃炎が確認された場合が前提です)
ピロリ菌の治療をすることで、胃癌のリスクを減らすことが期待されていますが、それも、できるだけ若い時に治療した方が、恩恵が大きいとされています。
20~30歳代などの若い方でも胃の調子が悪い人や、両親が胃癌や胃潰瘍になったことがある人は、胃カメラでピロリ菌の検査をしておくとよいかもしれません。
胃カメラ/経口内視鏡検査の流れ
1 | 症状の確認、検査内容の説明を行いますので、ご都合のよい日時にご来院ください。 その場で、内視鏡検査の予約をお取りします。 |
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2 | 検査は診療時間内に行います。 |
3 | 検査を行います。検査時間は7分~8分程度です。 |
4 | 医師より、診察室で画像を診ながら、検査結果のご説明をいたします。 |
参考サイト
- ■鼻から.JP:FUJIFILM
- http://www.hanakara.jp/
- FUJIFILMによる鼻から入れる胃カメラ(経鼻内視鏡検査)のご紹介サイト。経鼻内視鏡検査の特長や検査の進め方など。
- ■おなかの健康.com:オリンパス
- http://www.onaka-kenko.com/endoscope-closeup/
- オリンパスによるおなかの病気の解説や、がんの早期発見・治療につながる内視鏡検査の情報が満載。おなかの健康を応援するサイトです。